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昔、女子サッカーをやっていた影響で足が太くなった、という人がいるようです。確かに、学生時代にやっていた運動が原因で足が太くなり、その後、社会人になって運動から遠ざかっているにもかかわらず足が太いまま、という人は少なからずいます。サッカーで太くなってしまった足は、もう戻らないのでしょうか?
筋肉を細胞の種類で分類すると、速筋と遅筋の2種類に分かれます。それぞれの機能の違いを確認しましょう。
速筋とは、瞬発力に関連している筋肉細胞のこと。短距離走や筋トレなど、いわゆる無酸素運動を伴って使われている筋肉です。
速筋は、使えば使うほど太くなっていきます。よってサッカーで足が太くなった原因は、速筋が増えたから。速筋を使わなくなれば年間1%のペースで減っていきますが、年間わずか1%の減り方では、足が細くなっていく実感を得られないかもしれません。
遅筋とは、持久力に関連している筋肉細胞のこと。ウォーキングやジョギングなど、いわゆる有酸素運動に伴って使われている筋肉です。
遅筋は、いくら使っても太くなることはありません。よってサッカー選手の足の太さは、遅筋とは関係がありません。
足を細くしたい人は、なるべく速筋を使わないことが大切です。よって瞬発力や筋力を要する運動は、なるべく控えたほうがいいでしょう。
一方で、遅筋はいくら使っても太くならないので、基礎代謝の向上から足の脂肪燃焼を促す意味でも、積極的にウォーキングやジョギングをやったほうがいいでしょう。
Jリーグが発足する前の時代のサッカー選手は、その多くが、とても太い足をしていました。ところが近年のサッカー選手は、当時に比べると、あまり足が太くありません。むしろ、足が細くてスタイル抜群のプロサッカー選手すらいます。
なぜ近年のサッカー選手は、足(特に太もも)が太くないのでしょうか?
その理由は一つ。エネルギー効率を重視する経済的な走り方をするには、速筋ではなく遅筋を上手に使う必要があるから。つまり、かつてのサッカー選手とは異なり、最近のサッカー選手は、速筋ではなく遅筋を使ったサッカーをしているからです。
サッカーを通じて速筋が太くなってしまった人は、そのまま放置していても、なかなか足は細くなりません。足を細くするためには、足についた脂肪を効率良く減らすことを考えていきましょう。
足の脂肪を効率良く減らすためには、遅筋を使うウォーキングやジョギングを習慣化することが有効。遅筋を使って基礎代謝を上げることで、足を含めた全身の余分な脂肪を落としていきましょう。
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