大阪の美容外科医が教える!脂肪吸引のすべてがわかる完全ガイド 大阪の美容外科医が教える!脂肪吸引のすべてがわかる完全ガイド

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手術前後はどんな食事を摂るべき?

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脂肪吸引をした後、食べていいものはどんなものなのか、どういった物を食べてはいけないのか気になりますよね。

当日の食事は?

手術時に麻酔を使用しますが、吐き気を誘発する可能性があるため、胃の中を空っぽにしておく必要があります。手術前から一定時間絶食をしないといけないので、手術のあと食事ができるのか心配になる方もいらっしゃると思いますが、普通に食事をしてもらっても大丈夫です。
横になって絶対安静!ということはないので、身体を動かしてもつらくないという方は、無理のない範囲で動いて調理をすることも可能です。ですがあまり煩雑な作業は疲れてしまうおそれがあるので、簡単に食べることができるものがおすすめです。手術前にあらかじめ数日分の食事作り置きしておく方もいるようです。
ただ、アルコールは術後の治りを遅くしてしまうので厳禁です。


脂肪吸引後、腫れてしまった場合に良い対策と食べ物は?

脂肪吸引後はしっかりと圧迫固定を行い、最低でも術後1週間までは毎日長く着用することを推奨しています。特に術後1日目は可能な限り24時間着用するのが良いです。若干の腫れやむくみがしばらく続くのは避けられませんが、こうした予防策を行っているので、それほど大きな腫れが出ることはありません。
ですがやはり個人差がありますので、順調に術後1週間ほどでサイズダウンを実感する方もいらっしゃいますが、腫れがおさまらず時間がかかる方もいらっしゃいます。大抵は2~3週間でサイズダウンしていることを実感できることと思います。
腫れやむくみを抑える、それぞれの対策方法があります。

炎症による腫れを抑えたい場合には

術後、患部が炎症を起こして熱を持ってしまった腫れに一番重要なことは、時間をかけて身体を回復させることです。そのためには数日間きちんとした休息をとらなければいけません。
そして保冷剤などを使用したアイシングをします。術後3日程度を目安に行います。3日目以降、腫れが落ち着いてきたと思えたら炎症が治まってきているということなので、それ以降冷やすことは逆効果になります。次の段階、血行を良くすることに切り替えましょう。

むくみによる腫れを抑えたい場合には

3日間ほどで炎症が終わり、むくみの症状が主になってきたら、血行を良くすることが重要になってきます。血行が悪くなると身体が冷えてしまい、それにともなう水分循環の悪化がむくみをさらにひどくさせてしまうからです。
普段から冷え性でお悩みの方はこの時期をおろそかにすると長引く危険性があるため、冷え性の方は特に身体を温めることを大事にしてください。
炎症が引いてすぐにマッサージやストレッチといったケアはおすすめしません。血行促進は軽く身体を動かしたりする程度にとどめておいてください。マッサージもあまりできない時期なので、シャワーだけで済ませるのではなく、なるべく入浴することを心がけましょう。
マッサージやストレッチは3週間後くらいから積極的に取り入れましょう。

腫れを改善するのに良い食べ物とは?

腫れはなるべく早く引きたいですよね。腫れに良いとされる栄養素を含む食べ物をご紹介します。

  • バナナ…塩分や老廃物の排出を促し、体のむくみをすっきりさせてくれるカリウムが豊富なバナナは一年中お店に並んでいるので手に入りやすいですね。剥くだけで食べられるので、ゆっくり休息をとっている時期にはちょうどいい食べ物と言えるでしょう。
  • かぼちゃ…利尿作用があります。かつビタミンAも豊富なので体内の不純物をデトックスしてくれます。むくみの軽減を助けてくれる上、炎症の予防にもなるのは嬉しいですね。
  • 豆類…血液を柔らかくし、丈夫に作る役割があるので術後の腫れがある際にはもってこいな食材です。また血液上昇を防ぐ効果があり、血液循環に良いとされています。毒素を排出するデトックス効果もあるのでむくみにも効果あり。
  • 海藻類…昆布やわかめにもカリウムやヨード、食物繊維、ミネラルが豊富に含まれているので酸素供給を円滑にしてくれます。
  • ハトムギ…タンパク質や鉄分は米の2倍もの量があるというハトムギはダイエットや美肌としても有名ですよね。水分のバランスを維持し、体内の老廃物を除去するデトックス効果、利尿作用の効果が高いです。
  • スイカ…シトルリンいう成分が含まれており、体内でのたんぱく質の分解を助け、利尿の効果があるため結果的にむくみ防止になります。
  • ヨーグルト…ヨーグルトに含まれる乳酸菌やアシドフィルス菌でむくみを和らげてくれます。毒素を排出し、臓器内有毒菌を取り除く作用もあり。術後の消化機能、免疫機能が落ちた体に合います

腫れやむくみにNGな食品は?

塩分の多い食べ物は避けましょう。塩分は水分をためこみやすいので、多く摂取することで、さらに体のむくみを呼び込みます。ナトリウム成分であるお菓子やラーメン、ハムやソーセージなど、また添加物の多いインスタント食品など、糖分が多く、リン酸が含まれている炭酸飲料も避けましょう。リン酸は体内の鉄分、カルシウム、亜鉛など重要な栄養素と結合して小便として出てしまいます。術後の身体から必要な栄養素が抜けてしまうと回復が遅れますので注意しましょう。

自己判断は危険!困った時は相談を

術後の腫れやむくみは行動スピードも遅くなり、いつもの日常生活もままならなくなってストレスが溜まることと思います。腫れがなかなか引かないのはきちんと圧迫ができていなかった、またマッサージがうまく行われていなかった、という理由が考えられます。
個人差は当然ありますので、傷の治りが遅い、内出血になりやすい体質の方もいらっしゃいます。事前の検査では分かりづらいこともありますので、症状が一ヶ月経っても治まらず気になるようでしたら、自己判断はせずにクリニックに遠慮なく相談をしてみてください。

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監修医師

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川端 久雅先生

日本美容外科学会(JSAPS)専門医
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TEL:0120-299-939

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