大阪の美容外科医が教える!脂肪吸引のすべてがわかる完全ガイド 大阪の美容外科医が教える!脂肪吸引のすべてがわかる完全ガイド

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スキンガードってなに?

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脂肪吸引では、メスを使って脂肪の吸引口をつくるため、3~4ミリほどの傷跡ができます。ここでは、その跡が残るのを軽減してくれるスキンガードについて調べてみました。スキンガードの使用を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

肌のイメージ 肌のイメージ

スキンガードの特徴

傷口が目立たなくなる

傷跡が残りやすい体質の方のお助けアイテムとなるのがスキンガードです。スキンガードとは、傷口を保護しながら脂肪を吸引する補助器具のこと。施術では、脂肪を吸引するために差し込まれたカニューレを前後に大きく動かすため、摩擦による赤みが生じます。その赤みを極力抑えられるのがスキンガードです。二の腕の脂肪吸引ではひじ・ワキ、太ももでは膝の内側・臀部などで使用されます。

傷口の赤みの残り具合は、施術を受ける方によって個人差が出てくるので、少しでも傷が目立つのが嫌な方はスキンガードの使用を検討してみてください。スキンガードを装着した後で、カニューレの挿入に違和感を抱く方はほとんどいないようです。

患部を傷つけるリスクを減らせる

メスを使って皮膚に傷口をつくり、脂肪を吸引するカニューレを差し込む脂肪吸引。傷口に異物を差し込むことになるため、感染症への配慮が求められます。さらに、施術を受ける方の血管や神経、筋肉を傷つけないよう細心の注意を払わなくてはいけません。

その際に役立つのがスキンガードです。カニューレに装着することで患部を保護でき、傷口の化膿や感染を防いでくれます。スキンガードによる保護は皮膚表面だけでなく、皮下脂肪にまで及ぶので、血管や神経、筋肉を傷つけるリスクを軽減できます

必要かどうかは、クリニックで相談してみましょう

上記のようなメリットがあるスキンガードですが、あくまで補助的なものということをお忘れなく。施術する部位や使用する機材によっては、使用する必要性があまりないケースもあります

基本的には施術後の赤みを抑える目的なので、例えば、目立たない箇所から注入できる場合はあまり必要ではありません。また、注入箇所が見えるかどうかは普段の服装にも左右されるので、季節の影響も考えられます。まずは医師と相談し、どの場所から注入するのか、スキンガードを使う必要性があるのかを、しっかり確認するようにしましょう。

スキンガードの使用は場合によりけり

当院でもスキンガードを準備していますが、例えば傷口が目立たない上腹部や下腹部の吸引の際は、まず使用することはありません。スキンガードは、どこのクリニックでも追加費用がかかるオプション扱いの施術になりますが、患者様に余計な負担をかけることは極力避けたいからです。

また、傷口を目立たなくするためには、傷の箇所(吸引箇所)を少なくすることと縫合技術も重要になってきます。傷の残り方について気になる方は、必ず施術前に医師に相談するようにしてくださいね。

大阪雅美容外科・川端久雅院長 大阪雅美容外科・川端久雅院長

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