大阪の名医が教える!脂肪吸引のすべてがわかる完全ガイド 大阪の名医が教える!脂肪吸引のすべてがわかる完全ガイド

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手術当日

太ももの脂肪吸引の手術現場に密着。苦手な人のために、手術中の写真はクリックで開けるようにしてあるので、安心して読み進めてください。

手術前の写真撮影!太ももにスキマが欲しい!

編集部:とうとう太ももの脂肪吸引の手術日がやってきました。シズカさん、今の気分はどうでしょうか。

かなりドキドキしてます。でも、昨日病院の方が体調の確認電話をくれて、そこで安心しました。長年の太ももの脂肪をお別れできるので頑張ります!

クリニックにつくと、今日1日使っていいというお部屋に案内されます。全身麻酔のあとはかなり長い時間休まないと回復しません。これには個人差があり、太ももの脂肪吸引の場合、通常でも5〜6時間はかかるとのこと。いないとは思いますが、その日は1日予定は入れないで、時間に余裕を持つのがいいでしょう。

水着に着替えて、よくあるBeforeの撮影が開始。

シズカさんの太ももBefore01 シズカさんの太ももBefore01
シズカさんの太ももBefore02 シズカさんの太ももBefore02
シズカさんの太ももBefore03 シズカさんの太ももBefore03

編集部:やっぱり太もものスキマが欲しいですか?

欲しいです!細くなれたら、スキニーとか、フレアスカートとか挑戦してみたいですね。

お薬 お薬

ガウンを着て、痛み止めと傷に塗る薬の説明を受けます。塗り薬は、綿棒に浸してから塗るのがいいです。編集部員が備品をシズカさんに渡す際、何を考えたのか黒の凹凸がある綿棒を買ってしまって、「凹凸が邪魔で塗りにくいし、薬がちゃんとしみこんでるのか分かりにくいです(笑)」と言われてしまいました。脂肪吸引を受ける方は、絶対凹凸のない白の綿棒を買ってください!(後日、購入した編集部員が白の綿棒を渡しました!笑)

次に術後着用する圧迫下着のサイズ確認を行います。「キツイ~~」と言いながら履くシズカさん、「明日からストッキングの上に履くので、多少は履きやすくなりますよ」と応援する看護師さん。正直、ホントにキツそうでした。

手術当日のシャワーはNGですが、翌日からはOK。抜糸後はお風呂にもつかれます。シズカさんの抜糸は今日から10日後なので、その間はシャワーだけになります。

脂肪吸引の手術前の
"デザイン"とはなんぞや?

その後は川端久雅院長が来てくれて、体調などの最終確認。

おはようございます。体調は大丈夫ですか?

おはようございます。すでに花粉がきてますが(※編集部:このとき2月下旬)薬を飲んできたので大丈夫です。

では、今から「デザイン」をはじめていきますね。これは、脂肪のつき方や筋肉の流れを医療用のマジックで書いていくものです。脂肪吸引の際の大事な指標になるんです。

手術当日04 手術当日04

手早くシズカさんの足に何やら書いていきます。「進撃の巨人みたいですね(笑)」(シズカさん)。確かに(笑)。

手術当日05 手術当日05

そのあとは麻酔の専門の先生が登場。意外や意外、マッチョ。シズカさんが過去の手術で使用した麻酔や、気分が悪くなったことはないかなど、丁寧にヒアリングをしていきます。10年ほど前の盲腸の手術の際に全身麻酔をしたようなのですが、「昔すぎてあんまり覚えてない…」とのこと。

太ももの脂肪吸引麻酔 太ももの脂肪吸引麻酔

こちらは手術室。右側の青いマシンが脂肪吸引の機械です。

太ももの脂肪吸引オペ中 手術当日16
太ももの脂肪吸引オペ中 手術当日07

手術開始!
【閲覧注意じゃないよ】

麻酔のための点滴の針を打って、いざ太ももの脂肪吸引の手術が開始!麻酔の後は本当にすぐ眠りに落ちていました。

※このあとは、手術中の写真はクリックで開けるようになっています。見てみたい方は開いてください。

  • 太ももの脂肪吸引オペ中(カニューレ挿入)
  • 太ももの脂肪吸引オペ中(カニューレ挿入)

お尻の下のライン辺りに細い管が入るくらいに小さく切って、まずそこから麻酔液を入れます。それが終わると、脂肪吸引の機械で超音波を流します。超音波を流す間は、じっと動かさないのかと思いきや、左手で脂肪の量や筋肉の流れなどを確認しつつ、絶えず右手を動かしています。

何も考えないで動かしているように見えるかもしれませんが、神経や繊維を傷つけないように右手を動かすのが大事です。

ちなみに、大阪雅美容外科で使用している脂肪吸引のマシンは、超音波で脂肪を浮かせてから吸引できるという機器です。今までは取れなかった90%の皮下脂肪も除去できる上、出血やダウンタイムが少ないのが特徴。タイトニング(肌の引き締め効果)もあるので、脂肪吸引後にありがちな「皮膚のたるみ」もある程度防止することができます。かなりお高いマシンのようで、すべての病院が取り入れているわけではありません。

この機器の良さは、「使用したことがある医師なら誰しも認めるところ」と川端先生。同じような体型でも、今までの機器とは取れる脂肪の量が大きく異なり、仕上がりもキレイ。大阪雅美容外科では、他院で行った脂肪吸引の修正再手術に来られる患者さんも多いのですが、その患者さんは他のクリニックで「超音波機器は必要ない!」と言われ、施術を受けたところ、凸凹と取り残しができてしまったという結果になってしまったとか。大阪雅美容外科で修正手術をする際、患者さんが「超音波機器はいらない。手作業でいい」と言うので、その通りに再手術をしたところ、麻酔の時点でガチガチで管が通らない。無理やり広げて吸引を行っても、吸引されてくるのはほぼ麻酔液で、天カスのような脂肪が数えられる程度に浮いているだけという状況。急遽超音波機器に変更し、丁寧に超音波を当ててから吸引すると驚くほどスムーズにきれいな脂肪が取れだしたということがあったそう。

川端先生はそのときのことを、「同一の患者様の同一部位に『超音波機器を照射せずにそのまま吸引する場合』と『照射してから吸引する場合』で比べたことがある医師はほとんどいないと思います。自分も初めての経験で、その脂肪の取れ方と量の違い、吸引されてくる脂肪の性状の違いにスタッフも含め興奮しました」と語っています。

「本当に優れた治療を提供しない、できないことは患者さんに対して不利益にしかならない」「手術を選択するのは患者様本人であり医師ではない」という想いの元、積極的に優れた機器の導入をしているのだそう。

マシンの操作は主に足元で行います。左足のペダルで超音波が出て、右足で吸引するのだとか。超音波を出しているときに出しいれてしている管の感触で、脂肪の取り頃がわかるのだとか。太ももの横は脂肪が取りやすいので、どのクリニックでも比較的キレイに取れるのですが、上と下は難しいので上手に取り切れず、「そこだけ脂肪がついていてイヤだ」と修正を希望される方の来院も多いそうです。

機械で吸引した後は、手作業での吸引に移ります。最後の仕上げをキレイにするための手作業ですが、「この手作業が仕上がりを変えます」と川端院長。大容量の脂肪を一気に吸引しながらも3次元的な美しく滑らかなシルエットを作り出せるのは、この職人技があるから。

約30分後、右足の後ろ側の脂肪吸引が完了。下の写真を開くと、右に写っている左足と逆足の差がハッキリとわかります!全体的に細くなっていて、お尻からももにかけてのサイドのラインの出っ張りが明らかに少ない!これでまだ太ももの後ろしか吸引していないので、前も取ったらどうなるのか…気になります。

  • 太ももの脂肪吸引・右足完了
  • 太ももの脂肪吸引・右足完了
太ももの脂肪吸引・右足の脂肪 太ももの脂肪吸引・右足の脂肪

左足の外側のみで取れた脂肪は約700cc…!このままいくと、最終的には4リットル超える計算です。カウンセリング時にシズカさんの筋肉量について「それなりにある」と言っていたのですが、これは多い方?少ない方?どちらでしょうか、川端先生。

そうですね、このくらいは取れるかなと考えていた量ですね。ご本人は「全然運動していない」と言っていましたが、その割にはしっかりと筋肉量がありましたね。でも、かなり細さが実感できるくらい取れていますよ。

先生が左足の裏側の脂肪吸引をしている最中、看護師さんは右足をゆっくりとしたマッサージのように擦って、傷口から麻酔液や滲出液(血管外に漏れ出た液体)を排出し、体を拭きとっています。くり返し・くり返し丁寧に排出作業を行うことで、治りも早くなり、縫合後も液体が染み出るようなことが少なくなるのだそうです。

その様子を見ていると、また30分ほどで右足も完了。傷を縫うのですがここで川端院長が「僕、形成外科出身なんで、縫合すっごくキレイですよ!」とおっしゃったので近くで拝見。縫ったものをあまり見たことがないので、キレイかどうか、イマイチ判断しかねるのですが(笑)、確かに傷も小さく、キュッとおさまっている感じがします。

右足の裏側も脂肪吸引をしたあとは体をひっくり返して前側の吸引へ。川端先生、麻酔の先生、看護師さん3名の計5名で丁寧に体をひっくり返してくれました。

  • 太ももの脂肪吸引・縫合アップ
  • 太ももの脂肪吸引・縫合アップ
  • 太ももの前側の脂肪吸引・手術中
  • 太ももの前側の脂肪吸引・手術中

約3時間(終了時刻13:00ごろ)ですべての吸引が完了!写真では、両足がほっそりした様子がわかります。お尻のサイドから太ももにかけての出っ張りがなくなっている!脂肪吸引恐るべし。

  • 太ももの前側の脂肪吸引・手術中
  • 太ももの前側の脂肪吸引・手術中

なんと!麻酔液や血液を含まない脂肪のみの量で4.4リットルもの脂肪を吸引しました。脂肪を持って微笑む編集部員(わたし・身長175cm)。シズカさんの脂肪は、野菜生活みたいでキレイでした。(術後のシズカさん退出後のお部屋で撮影しております)

太ももの脂肪吸引後の脂肪4リットルを持つ編集部員 太ももの脂肪吸引後の脂肪4リットルを持つ編集部員

その後は、シズカさんの体に塗った消毒液をキレイにしたり、麻酔から起こして、ガウンに着替えるので、編集部員は手術室から退出。10分後に点滴の棒につかまったシズカさんが出てきて、その後はお部屋でお休み。看護師さん2名に抱えられながら、シズカさんの足でお部屋を移動したんですが、後ほど本人に聞いたら「全然記憶がない」「勝手に運んでくれたのかと思ってました」とのこと。

シズカさんに休んでいただくために、クリニックからも退出し、お昼などを食べて、時間をつぶしていると、LINEで「目が覚めました~。そろそろ点滴も終わりそうです」と連絡が入りました。この時点で17:30。4時間はベッドでお休みしていたことになります。

太ももの脂肪吸引後ベッドで休むシズカさん 太ももの脂肪吸引後ベッドで休むシズカさん

麻酔からお目覚め!
痛みは?動きは?

編集部:シズカさん!大丈夫ですか~

め、めちゃめちゃ痛いです。1回、痛みで目が覚めて、看護師さんを呼んで痛み止めを飲ませてもらいました。

お、起き上がるのがツライです…。

編集部:ホントにツラそうです…。新幹線乗って帰れますか?(編集部員&シズカさんは東京から来てます)

なんとか帰りたいです。この状態でホテルに泊まるのも正直厳しいので…。

「満身創痍」といった雰囲気のシズカさん。その後は川端院長が来て、体調などを確認。今日は帰ることにしたので、明日の包帯を取る際の注意点などを教えていただき、手術は終了です!

脂肪吸引の術後、大阪雅美容外科川端院長と会話 脂肪吸引の術後、大阪雅美容外科川端院長と会話

帰りは完全に歩きたての子のようなヨチヨチ歩きというか、ゾンビ歩きというか、とにかくツラそうなシズカさん。

痛み止めが効いているのと、包帯でガチガチに固めてもらっているので、特段痛いとかそういうことではないんですが、とにかく動きにくいです。カウンセリングを受けたときは「すわり仕事だし、明日日曜日休めば出勤余裕じゃないの?」なんて思ってたんですが、中々ハードモードですね(笑)。

新幹線内でも、座席を倒してもたれるとお尻~太ももに負担がかかって痛いからと、ずっと背筋を伸ばしていました。がんばってシズカさん!

これにて太ももの脂肪吸引体験レポVol.3「手術当日」は終了です。次は、手術当日から抜糸までの10日間の生活と、抜糸と10日後カウンセリングの様子をお届けします!

脂肪吸引術後は
くれぐれも安静に

脂肪吸引の中でも、太ももは一番範囲が広いので、その分痛みや腫れも強くなります。しかも血液は末端に向かって下がっていくので、むくみも強く出ます。寝るときは足元にクッションを置いて、足をちょっと高くしてみましょう。

手術の様子は、Youtubeなどで動画も公開しているので、気になる方は「大阪雅美容外科」で検索してみてください。

大阪雅美容外科・川端久雅院長 大阪雅美容外科・川端久雅院長

監修医師

大阪雅美容外科院長
川端 久雅先生

日本美容外科学会専門医

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TEL:0120-299-939

※編集部注:今回シズカさんが受けた「太もも脂肪吸引」は「脂肪吸引 大腿全周・臀部」の治療です(79万2,000円)。別途、血液検査(1万円)、麻酔(3万円)、ガードル・圧着サポーター(2万5,980円)がかかります。

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