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脂肪吸引の中でも人気の部位「太もも」。太ももの脂肪吸引で失敗した場合どの様になってしまうのでしょうか。また、そのリスクと対策について大阪雅美容外科の川端院長に聞いてみました。参考にしてください。
当サイトでは、皆様に『正しい脂肪吸引』を知って欲しいと考え、大阪雅美容外科さんにご協力をお願いしています。川端院長は多くの脂肪吸引をおひとりで手掛けられ、日本でも指折りの脂肪吸引の施術実績を持たれるドクターです。
その豊富な知見に基づき、脂肪吸引の疑問に答えていただきます。
TEL:0120-299-939
太ももの脂肪吸引を受けて「失敗した!」と
感じる人が多い例は次の6つです。
よくある失敗の原因・リスク・対策を確認していきましょう。
ネットなどで検索すると、失敗例として多く上がるのが「細くならなかった」という内容。高いお金をかけて、痛みにも耐えて脂肪吸引したのに、「細くならない」なんてことあるの!?と思ってしまいますが、なぜこういったことが起こるのでしょうか。
脂肪吸引でスーパーモデルのような体型になれると考えている人は、細くなっていても「変わらなかった」と感じてしまうようです。残念ながら人の体は彫刻のように自由に削れるわけではありません。脂肪を大量に吸引しようとするとダウンタイムが長引きますし、命に関わるケースもあるのです。リスクを最小限に抑えるために、大阪雅美容外科の医師は脂肪量や筋肉のラインに合わせた適切な脂肪吸引量を見極めています。
また、術後は「サイズアップした!」と思ってしまいがちなのですが、「一時的なダウンタイム」が原因というケースがほとんど。ダウンタイム期間中は腫れやむくみなどの症状で、吸引前よりもサイズアップするケースが多いようなので、ダウンタイム中のサイズを測っても意味がありません。脂肪吸引の効果が表れる約1か月後にサイズを測って比較すれば、脂肪吸引の効果を実感できるでしょう。場所にもよりますが、完成形になるのは施術から3か月は見ておいてください。
根本の原因はカウンセリングにあり
上に書いた原因ももちろんあるのですが、やはり患者さまがなりたい「理想の体型」と、「どこまで細くなるか」という現実のすり合わせがカウンセリングでできていないと、こういう事態が起こりやすいと思います。やはり一人ひとり骨格や筋肉量が異なるので、理想までは細くならないこともあります。そういった指摘をせずに、例えばですが「大丈夫です!細くなりますよ」と施術を強行してしまうと、どうしても不満が残ってしまいますよね。
できることは「できる」、できないことは「できない」とハッキリ伝えてくれるクリニックを選ぶことをおすすめします。
せっかく脂肪吸引で細くなっても、傷が残ってしまった!というものも見られます。しかし、手術の跡は長い時間をかけてキレイになるものなので、術後すぐ~数か月の人の書き込みなどは、そこまで神経質にとらえなくて大丈夫です。
ひとつめは傷の縫い方です。メインの脂肪吸引が終わったあとの縫合が適当だと、傷が残りやすくなります。傷を極力残さないためには、傷の層を合わせ、適切な角度で針を挿入し、最適な強さ、間隔での縫合を丁寧に行うことが大事です。当然、形成外科出身の医師の方が綺麗に仕上がります。
ふたつめは傷の箇所を減らすこと。そもそもつける傷が減れば、それだけ傷も残らなくなります。しかし、最小限の傷で脂肪吸引を行うには、当然技術が必要です。脂肪吸引の症例数が多い、経験豊富な医師にお願いしないと、必要以上に傷の箇所を増やしてしまうこともあります。
「スキンガード」も使用できます
当院では、上のふたつに気をつける以外にも、「スキンガード」をオプションでご用意しています。可能な限り傷跡に注意していても、どうしても赤みや腫れには個人差がでてきてます。傷跡が残りやすいような体質の方には、スキンガードで傷口を保護して吸引することで、赤みを極力抑えることができます。
患部が黒ずんでしまう…。これではいくら細くなってもイヤですよね。でも、このパターンもよく見られるようで、ネットでは嘆きの声がたくさん!
脂肪吸引で組織が傷つくと血行が滞ってしまい、色素沈着が起こりやすい体になります。シミとはまったく違うメカニズムで起こる色素沈着なので、しみ取りクリームや美白剤を使っても対策できません。場合によっては、美白剤のせいで皮膚の色がまだらに抜けてしまうこともあります。
術後にこれだけ内出血していても、3か月後には上の写真のようなまだらではない状態になっているので、患部が黒ずんでしまったという方は、クリニックに相談をしてみましょう。
正しい対策は、「絶対に患部を擦らないこと」。また、腫れがおさまらないことには血行が戻らないので、圧迫(サポーター着用)を忘れないようにしましょう。
術後のマッサージは必須ではありません
「脂肪吸引の手術後にマッサージをしなくていいんですか?」と聞かれることがあるのですが、当院ではとくに推奨はしていません。体内に管を通して脂肪を吸引しているわけで、外見はそこまでではなくても、中は全部が傷になっている状態です。傷に対して外部から刺激を加えるのは、良いとは言えません。「しないと凸凹になったりしませんか」と言われますが、患部を圧迫するサポーターをきちんとつけていただければ大丈夫です。
術後1週間ほどで痛みがおさまってくると、今度は患部のこわばりなどが気になってしまうと思いますが、それも徐々に取れてきます。
セルライトのように肌の表面に凹凸ができた…。「脂肪吸引 失敗」などで検索して、そんな画像を見たことがある人も多いかもしれません。
肌が硬くボコボコになるのは、脂肪吸引によって傷ついた組織を修復する過程で起こる瘢痕(はんこん)という症状です。とくに下腹部、二の腕、太ももの裏側の脂肪を吸引すると、瘢痕ができやすい傾向があります。
一部では、「脂肪吸引後にマッサージをしなかったら皮膚がボコボコになる」というウワサもあるようですが、あまり関係はありません。実際、大阪雅美容外科ではマッサージをすすめてはいませんが、体質上の瘢痕形成以外のボコボコはほとんどありません。吸引後の凹凸は無理な吸引や、吸引の際に周辺組織を傷つけてしまったことで起こるものです。傷が化膿し、患部に水が溜まってしまうようなことがあると、毎日病院に水を抜きに通わなければいけなくなってしまいますので、注意してください。
脂肪吸引の施術数が多い、経験豊富な医師やクリニックにお願いしましょう。
脂肪吸引ではカニューレという管を使って脂肪を吸いますが、取り残しがあるとムラが出て、表面がデコボコになってしまいます。とくに太ももの裏側は柔らかく、脂肪を吸い過ぎたり、あるいは取り残しがあったりするとすぐにデコボコしてしまう箇所のひとつ。滑らかなラインにできるかどうかは医師の技術にかかっています
組織を傷つけずに適正量を取る技術が必要
「表面が凸凹になってしまったから治したい」と、他院修正で来院される方が後を絶ちません。吸引の際に、一定の層からだけ脂肪を多く吸引してしまったり、管で内部の組織を傷つけたことが大きな原因です。
私の場合は右手で吸引を行いつつ、手術の際には左手を動かしながら常に脂肪の量を確認して、最大限吸引しながらも、いかに凹凸を出さないようにするかというラインを見極めながら施術しています。管で内部の組織を傷つけないようにするのは、脂肪吸引の経験が一番物を言います。脂肪の層に平行に管を挿入することで、最小限の傷で済みます。
脂肪吸引後に皮膚がたるむのは、急激なダイエットの後に皮膚がたるむようなものだから仕方ない…と思ったら大間違いです!
脂肪組織を無理矢理引き剥がすような脂肪吸引だと、周囲組織が傷ついて瘢痕や拘縮などが起こり、余った皮膚がたるんでしまいます。たるみやすさは脂肪を吸引する部位によって異なるため、リスクをゼロにすることはできません。
ただし、ベイザー脂肪吸引など、一部機器ではたるみの引き締め効果も得られるものもあり、従来よりも格段にたるみにくくなりました。たるみをできる限り防止するには、行きたいクリニックが使っている脂肪吸引の機器名を電話などで事前に確認するのも必要でしょう。
脂肪吸引をすると、中身がなくなったぶん皮膚があまって、たるんでしまうことも…。しかし、機器によってはたるみを最小限に抑えることもできます。超音波で脂肪を分離してから吸引するベイザーリポは、他の組織へのダメージを抑えるのが特徴。取られた脂肪を補うように皮膚が収縮してたるみを引き締めるるので、従来の脂肪吸引よりも皮膚がたるみにくくなります。
仕上がりが格段にアップしました
たるみは、凸凹ができてしまう原因と近いものがあります。もちろん、急激なダイエット時のように、よほど多くの脂肪を吸引した場合は、多少できてしまうこともありますが、最小限に留めるのは技術と機械の性能の2点が重要です。
脂肪吸引の機械にも色々とあるのですが、当院で使用しているのは上に記載されているFDAに承認された機器です。従来よりも吸引量が増えた上に、たるみの引き締め効果もあり、その仕上がりは目をみはるほどです。やはり医療の世界も日進月歩。積極的にいいものは取り入れて、来院した方々に「効果」を感じていただきたいと思っています。
細くなっても喜べない、バランスの悪さ…。なんでそんなことになっちゃうのでしょうか?
脂肪を吸引する際にリンパ管が傷ついた、もしくは脂肪吸引量にムラがあった場合、スキマに水が溜まってしまい、術後に痛い思いをしながら水抜きに毎日通院しなければならなくなったり、アンバランスな仕上がりになります。また、施術が成功してもダウンタイム中の圧迫(サポーター着用)を怠ると、ムラができるので注意が必要です。ダウンタイムが長引いたり悪化したりすると、蜂窩織炎(ほうかしきえん)感染症になる恐れがあるため、医師に経過を診てもらいながら安静に過ごしましょう。
細くするために無理に大量吸引してしまったりするとくぼみなどが出来てしまい、見た目で全体のバランスや左右のバランスが取れてないラインになってしまうケースも出てきます。他の失敗ケースと同じく、技術の伴った医師がバランスを見ながら施術することが大切です。
水が溜まる原因は、物理的な吸引管のダメージによるリンパ瘻の出血、技術的な取りムラ、術後の不適切な圧迫がほとんどです。こうなってしまうと、毎日病院に水を抜きに通わなければいけなくなってしまいます。まれに「脂肪をたくさん取ったら水が溜まるのは仕方ない」と言うクリニックもあるかもしれませんが、それは真実ではありませんので、注意しましょう。
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