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アカルボースは、食後過血糖の改善の効果・効能において国内で製造販売承認を受けている治療薬です。食後の急激な血糖血上昇を抑える作用があります。
主に2型糖尿病の患者さんに使われる薬です。
小腸の粘膜には「αグルコシターゼ」という酵素があります。αグルコシターゼには砂糖や炭水化物をブドウ糖に分解する働きがあり、アカルボースは「αグルコシターゼ」の働きを阻害するため、食後の急激な血糖値の上昇を抑えられます。
血糖値の上昇を表す数値「GI値」。GI値が高い食品は、白米や食パン、チョコレート、アイスクリームなど。低インスリンダイエットは、玄米やアーモンド、酢などGI値の低い食材におきかえることで、インスリンの分泌を抑えて体重を減らします。アカルボースを飲むと、低インスリンダイエットと同じようなことが起きるようです。
ごはんやパン、麺類、果物、甘いものなど、糖質はからだにとって必要なエネルギー源。1日に摂取できるのは、2,000カロリー必要な人なら1,200カロリー、お茶碗にすると約5杯です。
糖質を取りすぎると肥満や生活習慣病を引き起こすおそれがあります。アカルボースは食後の急激な血糖値を抑える医療用糖質吸収抑制。服用することで余分な脂肪がつかないようにします。
飲む回数は、通常1日3回1錠を目安に食事を取る前。処方できる容量は1か月分が限度です。2~3か月服用しても変化が表れないようなら、投与をやめる場合もあります。
食事中や食後飲むのを忘れてしまったら?1回分飛ばす、食事中に飲む、いち度に2回分まとめて飲まない、クリニックによって方法が異なるので服用する前には医師の説明をしっかり聞いて用法用量を守りましょう。
アカルボースを飲むと、おなかが張ってゴロゴロする、下痢、排便の回数が増えることも。なぜなら、アカルボースに作用によって消化されていない砂糖や果物などの二糖類が大腸に運ばれます。腸内細菌によって分解・消化・発酵されてしまうため、腸内にガスがたまるようです。腹痛や嘔吐が続くときは、服用を中止して医師に相談しましょう。
ほかにも、めまいや動悸、ふるえ、吐き気、嘔吐など、低血糖の症状があらわれることもあります。車の運転や高いところも危険です。予防するには、必ず食事の前に服用してください。症状があらわれたときは5~10gのブドウ糖を取るといいでしょう。
妊婦や授乳中の女性、腸閉塞、肝機機能障害、アレルギー、胃腸に病気を抱えている、外科手術を受けたばかりの人も服用できないので注意してください。
アカルボースは医療機関のみで処方される薬です。インスリン注射薬やインスリン抵抗性改薬、ワーファリンなど「血糖降下の作用を強める薬」、ステロイド薬や甲状腺ホルモン薬といった「血糖降下作用を弱める薬」、糖尿病の治療薬以外の薬を飲んでいる人は、必ず医師に伝えてください。
アカルボースを飲んでいる間の飲酒はできるだけ避けましょう。アルコールは血糖値を乱して低血糖の発作を引き起こすリスクが高いものです。飲酒する際は医師に必ず相談してください。
アカルボースはあくまでも食後の急激な血糖値上昇を抑制する医薬品であり、糖質カットやダイエットを目的とするものではありません。
最後に、自宅でできる適度な運動をご紹介します。
階段や低めの椅子、雑誌を重ねたものを利用して昇り降りを一定時間繰り返すだけ。太ももやお尻の筋肉が鍛えられますよ。低くすると太ももに高ければお尻の引き締めになります。慣れてきたらリズムを速くする、台を高くする、腕をしっかり振って上半身を大きく動かすといいでしょう。
ラジオ体操?とあなどることなかれ。ラジオ体操はからだ全体を動かす運動です。第1体操は柔軟性、第2体操は筋力を強化するように構成されています。ラジオ体操もしっかりやれば汗をかきますよ。
音楽に合わせてからだを動かすとストレス解消にもなります。動画サイトにはさまざまなエクササイズが投稿されているので、自分に合ったエクササイズを選んで楽しみながらやってみましょう。
どれも自宅でできる運動です。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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