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クールテックは、脂肪吸引冷却マシン「コクーン」を使い脂肪細胞を凍らせて取り除く、メスで切らない部分やせ治療法です。
人間のからだは「約60%が水分でできている」といわれています。水が凍り始める温度は0℃。では脂肪は?脂肪は水よりも高く4℃で凍り始めます。この温度差を利用したのが「クールテック」です。
クールテックの2本のハンドピースを使い、やせたい部分を吸引してゆっくり凍らせていきます。凍った脂肪細胞は選択的細胞死(アポトーシス)により、2週間~4か月ほどで老廃物となって外に排出されるというわけです。
脂肪冷却の施術方法はありましたが、今までは1回に1か所しか治療できませんでした。腕やわき腹を左右対称に引き締めたい場合は2回に分けて治療をするため時間がかかってしまい治療費も高額になります。ハンドピースが2本ついたクールテックを使うことで、両サイドの施術が同時におこなえるようになったのです。
1回で治療できる部分が増えることで治療回数や通院回数も短くなり、その結果、からだへの負担、治療費を抑えることができます。
クールテックは、メスを使って皮膚を切る手術ではありません。やせたい部位に合わせて、大中小のハンドピースを腕やふくらはぎ、おなかなどに当て吸引・冷却していきます。
治療時間は部位によって異なりますが、45分~70分程度。麻酔も不要。脂肪吸引による外科手術が苦手な人に向いている治療法です。
クールテックは脂肪細胞だけを凍らせて死滅させるので、リバウンドのリスクが少ないのがメリットですが、リバウンドする可能性はなきにしもあらず。
人は成長する過程で「脂肪細胞の数はある程度決まっている」といわれています。脂肪細胞の多い人がダイエットをしても細胞を小さくすることはできますが、細胞の数は減少しません。小さくなった細胞がまた大きくなればリバウンドしてしまいます。
クールテックはやせたい部位にハンドピースを当てるため、メスで切る、皮膚で針を刺すこともありません。痛みがほとんどないのが特徴。治療のあとはそのまま帰ることができます。
脂肪細胞だけが凍る温度で治療しているので、皮膚の表面に低温やけどのような症状が出ることもないのです。
クールテックはハンドピースの先に部位に合わせてカップを取りつけています。例えば、二の腕やふくらはぎは中ハンドピース、上腕や背中、おなかは大ハンドピースなど。
そのため、全身の脂肪をいち度に治療することはできません。クールテックは部分やせに特化した治療だといえます。
じんましんや低温過敏症、妊娠中または授乳中、施術部位のヘルニア、1年以内に手術を受けた、肝疾患や腎疾患、心疾患などの慢性疾患など、治療ができない場合があるので、クールテックをやってみようと思っている人は医師に相談してください。
皮下脂肪の厚みが極端に少ない人、皮膚のたるみやセルライトがある場合も同じ。脂肪層の厚みは身体20mm、顔10 mm未満は対象外です。
施術後、凍らせた脂肪細胞の排出を促すためマッサージをします。皮下の深くまで凍っているので、脂肪の量が多いとマッサージをするときに痛くなる、数日後、腫れや赤み、内出血が見られる可能性も。
赤みはほとんどの場合、数日~1週間で解消されます。術後のアフターフォローやからだ、肌の悩みに対応したクリニックを選びましょう。
アポトーシスした脂肪細胞は、2週間~4か月かけてからだの外に出ていくため、脂肪細胞そのものが小さくなってからからだに変化が表れます。それまでに時間がかかるのが、この治療のデメリットでもあるのです。
クールテックは顔にも治療ができる施術ですが、まぶたが重い、鼻が気になる人にはおすすめできません。それに合った施術方法があるので、カウンセリングの際に相談してみましょう。
施術を受けたあとは、脂肪の燃焼を高めるためにマッサージをおこないます。しかし、痛みや腫れがあるときは控えてください。しばらく安静にして痛みや腫れがおさまってからマッサージをしましょう。
治療した部位に炎症が起きないように水分をしっかり補給してください。代謝を促すためにも水分補給は重要なポイント。施術当日は1リットル以上の水分を取るようにしましょう。
クールテック治療を受ける際は、高い技術を取得した経験豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶのも重要なポイント。リスクが少ないとはいえ、副作用が起きないとはかぎりません。少しでも疑問なことがあればカンセリングのときに医師に相談してみましょう。安全に施術を受けるためにも大切なことです。
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