大阪の名医が教える!脂肪吸引のすべてがわかる完全ガイド 大阪の名医が教える!脂肪吸引のすべてがわかる完全ガイド

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ゼニカル

ゼニカルの特徴

ゼニカルは、スイスの製薬会社であるエフ・ホフマン・ラ・ロシュ社が開発した経口肥満治療薬です。もともとは生活習慣病の薬として開発された薬ですが、痩身効果が期待できることからダイエットでも注目されています。

ゼニカルはとくに脂質の多い食事を好んで摂る人に向いている薬です。ゼニカルに含まれている成分が食事で摂った脂質の吸収・分解を阻害するため、食事で摂った脂質が体に吸収されにくいのです。

食事で摂る栄養素には脂質のほか炭水化物やタンパク質、ビタミン、ミネラルなどがありますが、なかでも脂質は1グラムあたりのカロリーが高いのが特徴。脂質の多い食事を日常的に好む人は太りやすいため、ゼニカルは「減量したいけれど揚げ物をやめられない!」などという人に向いているでしょう。

一方「食事で脂質はあまり摂取していない…」という人は、ゼニカルの効果を感じにくいかもしれません。

ゼニカルのやせるメカニズム

ゼニカルに含まれる有効成分は「オルリスタット」。オルリスタットには体内にある消化酵素リパーゼの働きを抑制する作用があります。

そもそも消化酵素リパーゼとは、食事で摂った脂質を分解・吸収し体内に蓄積する働きをもつ酵素です。その消化酵素リパーゼの働きをオルリスタットが抑制することで、食事で摂った脂質の一部を体内へ吸収させずに排出させます。そのため、脂っこい食事を摂ってもオルリスタットの働きによって通常より太りにくくなると考えられています。

ゼニカルのメリットとデメリット

ゼニカルのメリット

ゼニカルを服用するメリットは、つらい食事制限をせずに減量を目指せることでしょう。とくに「脂質の多い食事をやめられない!」という人にとって、食べた脂質の30%ほどを吸収させずに排出してくれるゼニカルは頼もしい存在です。

また、ゼニカルは服用するだけで減量効果を期待できますから、運動が苦手な人にとっても続けやすいでしょう。無理な運動や食事制限は長続きしないものですから、服用するだけで減量を目指せるゼニカルはメリットが大きいと感じられるのではないでしょうか。

ただし、適切な減量には食生活を含めた生活習慣の改善が大切です。ゼニカルはあくまでも食事の量や質を改善するきっかけとなる得る薬であり、“ゼニカルさえ服用すれば食生活などを見直さなくても大丈夫!“というわけではありません。

ゼニカルのデメリット

ゼニカルのデメリットとして知られているのが、「脂質の排出にともない軟便や下痢などの副作用」でしょう。

ゼニカルを服用することによって、吸収が阻害された脂肪分はしばらく腸内にとどまります。そして油分の多い便となって体外へ排出されますが、ときには油分だけが排出されたり、下痢のような症状になることも。その場合便意のコントロールが難しくなり、下着を汚してしまったり、トイレでの排出時に便器を油分で汚してしまう可能性もあります。

そのため、ゼニカルの服用になれるまでは生理用ナプキンをつけるなどの対策をおすすめします。

なお、ゼニカルの副作用としては以下が挙げられます。

  • 胃腸の張り
  • おならが出やすくなる
  • 軟便・下痢
  • 油分の多い便が出る
  • 排便回数が増えるなど

また、ゼニカルは有効成分オルリスタットによって脂質を吸収されにくくしますが、同時に脂溶性ビタミンの吸収も阻害してしまいます。脂溶性ビタミンにはビタミンAやD・E・Kやβカロテンなどが挙げられます。これらの脂溶性ビタミンの摂取が不足すると肌荒れなどの不調につながるため、ゼニカル服用中はマルチビタミン剤や食事などで脂溶性ビタミンの摂取を補うことをおすすめします。

ゼニカルを服用する場合の注意点

ゼニカルを開発したロシュ社は1896年に設立された歴史のある製薬会社であり、ゼニカルは世界各国で使用されています。しかし、日本においては未承認の薬であり、医師の処方のもと正しく服用する必要があります。

しかし、厚生労働省が平成24年11月13日に発表した「平成23年度『インターネット販売製品の買上調査』の結果について」(※1)では、インターネット上で購入した痩身用健康食品から医薬品成分オルリスタットが検出。個人輸入しないようにとの注意喚起がおこなわれています。

なお、ゼニカルは妊娠中や授乳中の方・慢性吸収不良の方・胆嚢に障害のある方・免疫抑制剤を服用している方などは服用できません。

また、効果を高めようと1回の食事で錠数を多く飲むことも禁じられています。ゼニカルを服用するときは医師の処方のもと、用法用量を守って正しく服用しましょう。

参照元

(※1)平成23年度『インターネット販売製品の買上調査』の結果について(https://www.mhlw.go.jp/houdou/2012/11/h121113-1.html)

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監修医師

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大阪雅美容外科
川端 久雅先生

日本美容外科学会専門医

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